魚はどれだけ水温が低いと食わなくなる?「摂食減少水温」と「摂食停止水温」を調べてみた

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おはようございます、しょへいです。

寒いですね~、すっかり冬になりましたね。私の住んでいる福井県では遂に雪がうっすら積もり始めました。

そういえば、数年前の話ですが雪の降るような寒い日にジギングに出かけて、とても渋かった日というのがありました。

雪解け水が入ったから水温がさがっちゃって・・・というお話をそのとき聞いたのですが、

魚って何度以下になったら捕食をやめちゃうのでしょうか!? 調べてみました。

この記事は2017年12月12日の記事に資料を追加したリライト記事です。

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魚は変温動物だから・・・

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魚は変温動物ですので、環境・・・・・・つまり水温によって行動の影響を受けます。

調べた資料によりますと、魚種によって生存可能な水温・成長に適した水温・摂食減少水温・摂食停止水温がかわってくるそうで、水温が下がると捕食をやめてしまうということがあるそうです。

水温が釣りに影響することは多そうですね。

見つけた資料から、摂食減少水温と摂食停止水温を抜粋してみました。

魚種 摂食減少水温 摂食停止水温
ブリ 15以下、26以上 10以下
真鯛 17以下 10以下
マハタ   12以下

なかなか明確に水温が乗っている資料がみつからず、3種類のデータが見つかりました。

別の資料では

  • シーバス 10~25度
  • カンパチ 20~30度
  • ヒラメ 15度~18度

などの情報もありました。

また、魚がどの水温を好み、どのくらいの水温変化に耐えられるかの資料もありました。

公益財団法人海洋生物環境研究所の資料でまとまった表がありますので、こちらも参照してみてください。

thermal05

公益財団法人海洋生物環境研究所 http://www.kaiseiken.or.jp/thermaleffects/thermal05.html

また、魚によっては水温によって捕食対象が変わるものもいるそうですし、捕食をやめるのではなく、夜行性になりがちになるという説もあるそうです。

狙う魚の生態を調べてみると言うのは大切なことかもしれませんね♪

また、別の資料によれば、水温によって溶け込んでいる酸素の量がかわります。

魚は水からエラで酸素をとりこんでいますので、酸素の量は活性に影響をあたえるそうです。

海流によって酸素が豊富な水が運ばれてくれば活性があがるかもしれませんし、逆もありえます。

一概に水温が低いからといって、まったく食わないかといえば、そうではないということになりますね。

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海は水温が変化しにくく、また深さがあり海流があります。表面の海水温と、実際の底付近の水温が異なることもあります。

同じポイントでも水深によって温度が違うということや、少しポイントを離れると水温が変わるということもあるそうです。

気象庁のページで海面水温・海流予想図が公開されていますので、そちらを参考に作戦を立ててみるのも良いかもしれませんね♪

同じ海域でも、たとえば発電所の排水だったり、雪解け水だったりでイレギュラーもあります。

現地にいってみなければわからない!ということもよくあるはずです。

寒くてもめげずに挑戦していきたいですね♪

気象庁 海面水温・海流予想図
http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/db/kaikyo/ocean/forecast/month.html

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