おはようございます、しょうへいです。
本日は読み物コラムのコーナーです。
ブリといえば、ジギングで一番メジャーなターゲットではないでしょうか!?
そんなブリも、地域によって、釣れる時期がちょっとづつ異なってきます。
ブリってどういうルートで回遊しているのでしょうか!?文献を当たって調べてみました。
日本海のブリの動きとは!?
みなさまご存知の通り、ブリといえば、回遊魚です。エサとなるベイトをおって、いろいろなところに回遊します。
私が住んでいる福井県では、だいたい4月後半から5月にかけて春ブリのシーズン、そして10月から12月にかけて冬のブリのシーズンになります。
さて、ジギング魂を通じでいろいろな方とお知り合いになることができましたが、どうも地域によってブリのシーズンが異なるようです。
ざっくりとした説明ですが。日本海のブリは春に北へ向かって回遊し、夏は北海道沿岸ですごしたあと、秋に南下を始めます。
北海道付近の北の海はエサが豊富で、たっぷり脂を溜め込んだのち南下するので、所謂「寒ブリ」が美味しいとされるようです。
南下してきたブリは2月から3月にかけて東シナ海等で産卵し、4月から5月にかけて九州南岸や土佐湾で産卵するそうです。
ブリは実は、日本近海にしか生息しない魚であり、同じ青物であるカンパチやヒラマサに比べて大回遊することで有名です。
先ほど示した回遊ルートは日本海のものでしたが、同じように黒潮に乗って太平洋側を回遊する群れもあります。
北海道で釣り上げられ、タグを付けられてリリースされた個体が九州で再捕獲されたという例もあります。
JGFA 北海道でタグ&リリースしたブリが九州で再捕! http://www.jgfa.or.jp/news/tr/p000680.html
ブリはこのように大きく回遊するため、地域によって釣れるシーズンが異なるということですね♪
まだまだ分かっていないブリの生態!?
引用元(小学館WEB図鑑 http://bp.shogakukan.co.jp/z_sakana/vol1.html)
先ほど説明したような回遊に当てはまらない群れというものも存在するそうです。
「居つき」とよばれる回遊しない群れもありますし、瀬戸内海に入る群れもあります。
またブリは年齢によって回遊ルートが異なるのではないかとの説もあります。
生態が複雑で、まだまだわからないことがたくさんあるということです。
そんなブリの生態を調査しようと、長崎大学がタグがついているブリを探しています。
平成30年3月7日に、ブリ雌親魚(15個体)に水深・水温・体温・位置情報を1年間記録できる電子標識を取り付けて長崎県五島市崎山沖から放流しました。
とありますので、もしタグのついたブリを捕まえると、ブリの生態調査に役立ちますね♪
タグがついているブリは、背中に黄色の標識が付いていたり、お腹から電線が出ているそうです。
夏には北海道付近まで北上する可能性もあるとのことですので、もし釣り上げたブリにいつもと違うなにかそういうものが付いていた場合は、画像の連絡先まで連絡ください♪
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丸岡しょうへい
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