おはようございます、しょうへいです。
私の住んでいる日本海はかなり荒れています。荒れているときはやっぱりアシストフック作りです(笑)。
さて、アシストフックを作るとき、チモトの補強にマニキュア系のものを使っている方がけっこういらっしゃるようです。
塗るだけで皮膜を作ることができますし、すぐに乾くので簡単というのが理由だそうです。
さて、強度やほつれどめ性はどうでしょうか!?実験してみました。
マニキュアで補強すると強くなるのか?
まずはアシストフックを作り、チモトにマニキュアを塗ったものを作ります、
ラインはテクノーラの組みひもを使い、セキ糸は使い古しのPE(1号)です。
わざと弱くなるように、フックにラインを貫通させず、フックのシャンクに乗せてからセキ糸で巻きとめるだけの簡単な作り方で試してみます。
セキ糸部分に乗せるくらいのマニキュアを塗りつけて乾燥させます。
マニキュア系の塗料ですが、化粧品用として売られているものを使う方もいらっしゃいますし、
サンラインのトップコートクリアや、サンコー紹介の糸止めマニキュアなど、釣り具屋さんでも手に入ります。
マニキュアが乾燥したところで、おなじみの方法でテストします。
水の入った一斗缶にフックを引っ掛けてぶら下げて、どのくらいの負荷を掛けても平気か見て見ます。
ちなみに接着剤などを使わない場合は13kg程度ですっぽ抜けてしまいました。
マニキュアを塗ったものは15kgまで耐えました!
マニキュアを塗ってセキ糸を固めるので、抜けにくくなるのかもしれませんね。
どちらにせよドラグの範囲内なので、安心して使って良いとおもわれます。
皮膜の硬さを確かめたいので、ためしにカッターでカリカリと削ってみました。
主観ですが、結構固く、PEに到達して1本くらい切れても、他の糸がほつれてくることはありませんでした。
マニキュア系は重ね塗りが出来ますので、なんどか重ね塗りをして強くすることも可能ですね。
もう少しガリガリと皮膜を削って、セキ糸に使っているPEを傷つけてから15kgの缶をぶら下げてみたところ、すっぽ抜けてしまいました。
魚を釣ったあとは、皮膜やセキ糸に傷が付いていないかチェックしてみるとよさそうですね。
すっぽ抜けたセキ糸をニッパーでえぐってみたところ、中まで浸透はしていませんでした。
糸と糸を接着する力はないようなので、あくまでも表面のコーティングと考えたほうがよさそうです。
アシストフックを作るときは、アシストラインをフックに貫通させたり、セキ糸の締め込みを強くするなどの作り方が基本のようですね♪
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丸岡しょうへい
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