おはようございます、しょうへいです。
先日、色つきのフックを紹介したところ、色が着いているほうが錆にくいということを教えていただきました。
そういえば、金色のフックは錆び易いという話もありますよね。
フックのカラー(コーティング)によってどの位、サビに差があるのか、ちょっと実験してみました。
金色のフックは錆やすい!?実際にやってみた。
確かに、金色のアジ針やイサキ針でSLJ用のフックを作ったり、金色の真鯛針でタイラバやインチクのフックを作ったとき、
朝イチに海に入れて、そのあと竿立てに置いておいて夕方ふと見ると金色のフックが錆びてしまっていることがありました。
サビキの針なんかもそうですが、一度海水につけるとなかなか保管が難しいですよね。
これは針の表面のメッキの素材によって、錆やすさが変わるのでどうしようもないことだといわれています。
「イオン化傾向」というものが素材によって違うため、錆やすさが違うと言われています。
フックを4種類用意しました。
金色のイサキ針、フッ素コートの針、ピンク色の針、シルバーの針の4つです。
ピンク色の針、シルバーの針はタナジグのスーパーライトフックです。
金色の針はスーパーライトフックによく似たイサキ針を用意しました。
フッ素コートの針はカルティバの早掛けマダイです。
仕切りがあるケースに海水よりちょっと濃いくらいの塩水を入れて、フックを浸しておきました。
(底になにかマジックで書いてありますが、気にしないでください)
釣りをしている時間と同じくらいの時間は持って欲しいな~ということで、深夜に作って朝まで放置しました。
8時間塩水につけたまま放置しましたが、どの針も特に錆てはいません。
なーんだ、どれも一緒じゃん。と思いましたが、錆びは酸化なので、空気に触れたときに一気に錆びるそうです。
そのまま塩水で濡れたままケースから取り出して、しばらく放置してみます。
特に洗ったり拭いたりはしていません。
3時間ほど放置して様子を見てみると・・・・・・あら?
金色のフックに少し錆が出始めていました。
他の色のフックは、塩の結晶がついていましたが錆ではありません。水で洗えば元通りです。
やはり金色のフックはどうしても素材が錆び易いようです。
そのまま、放置してみたのでまた時間が経過して、なにか大きな発見がありましたらご報告したいと思います。
防錆袋の実験を金針でした会長に聞いたところ、海水(塩水)につけて、乾燥させた状態で、5日たつとかなり錆が出るそうです。ちなみに写真は7日経過後だそうです。
また、いろいろ仲間に話を聞きましたが、フッ素コートのフックは一時的な錆には強いのですが、釣りで使っていて傷がつくとそこから錆び易いという意見もありました。
金色のフックは大袋で売られていることが多いので、はじめから使い捨てと割り切るという人もいました。
ピンク色のフックは塗装の層があるので、その分錆に強いとのことです。
フックに傷がついていると、また結果が変わるようですが、傷は釣りをしていると仕方が無いものですし、空気中で3時間で錆びが出始めるということは、釣りの最中でも使わず立てかけておいたり、移動中で錆びてしまうことが考えられます。
しばらく使わないということであれば、ペットボトルの水などで洗ってやると少しはよさそうですね♪
アシストフックやタイラバフックなど、使った後にタックルボックスに保管する場合は、防錆袋に保管しておくと安心ですよ♪
防錆袋の実験記事はこちら↓
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丸岡しょうへい
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