おはようございます、しょうへいです。
私は市販のアシストフックを使うことが半分、自作のアシストフックを使うのが半分くらいの割合です。
まだ釣りを始めたばかりの頃、針の結び方を逆にしてしまい、「それじゃ刺さないよ」と言われたことがあります。
先日、同じ失敗をまだ釣りを始めたばかりの友達がしていたのですが、これってホントに刺さらないのでしょうか⁉
わざわざ失敗をしてみるのもナンですが(笑)、失敗した針ではどうダメなのか知りたいので、どうなるのか実験してみました。
フックの結びは正しい順番で!!
フックに結んだラインの方向が「逆」とは、上の図のような形です。
本来、針を結ぶときは、ラインがフックの内側にきていて、チモトのタタキの上を添うようになっているものが正しいとされています。
うっかりチモトの裏、フックの外側にラインが沿うように結んでしまいました。
セキ糸でアシストフックを作るときも同様で、フックの背の部分に沿わせて巻いてしまうと間違った方向になります。
管付きのフックも同様で、管に通すラインは「フックの外側から内側」に向けて通すのが正しい結び方とされています。
うっかり間違えて作ってしまったことも何度かあります。
針にかかる力の方向が変わってしまうので、間違った作り方では刺さりがよくない、等といわれていますが、実際のところどうなのでしょうか⁉
ほんの些細なことなので、実際はどっちも刺さったりしないのでしょうか⁉
というわけで、4種類の針を結んでみました。
管付のフックと、普通のタタキのフック、それぞれ正しい結び方と、間違った結び方を作りました。
ラインの長さとループの長さは同じにしています。
手前が間違いで、奥が正しい結び方です。
管付きも同様に、正誤どちらの結び方も作りました。
仮に発砲スチロールにフックを指して、スケールで負荷を見ながら、どのような刺さり方をするのか観察してみました。
発泡スチロールは柔らかいので、どっちも刺さる気がしますが…⁉
間違ったフックはまっすぐ刺さらない⁉
同じ力をかけて、ラインを引っ張ってフックを刺していきました。
どちらも刺さることは刺さりましたが、どうも刺さり方が違います。
間違った方向で結んでしまったフックは、まっすぐ刺さらずに縦に引き裂くように刺さっていきます。
管付きも、普通のタタキのフックも同様で、間違ったフックのほうが縦に刺さります。
上の写真ですと、左側が間違った結び方ですが、縦に裂くように刺さるので穴が大きくなります。
柔らかい発泡スチロールに刺しているのでこのようになるのかもしれませんが、もしこれが魚だったら穴が大きくバレやすいということになるかもしれません。
また、同じ力を加えたときでも、やはり正しい結び方のほうが刺さりが良いようです。
正しい結び・間違った結びを隣に刺して、2本のラインを同時に引っ張ってみましたが(向かって右側が正しい結び方)、
正しい結び方のほうが早く返しに到達しました。
横方向の余計な力がかかる分、フッキング力が弱いのかもしれませんね。
PEも意外と伸びる!? ラインが出た時の「フッキング力の差」を実験してみた
過去にフッキングの力って意外と伝わっていないのでは⁉という実験もしてみました。
ちょっとしたことでフッキング力が大きく変わりそうですので、フックの結び方には注意したいですね♪
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丸岡しょうへい
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