おはようございます、しょうへいです。
久しぶりのリーダー同士の結束についての実験です。
リーダー同士、つまりフロロカーボンの釣り糸と釣り糸を結びます。
歯モノ対策などで先糸だけ太くしたい時に使うことがありますが、実はまだ100%の結束方法は見つかっていません。
シンプルな「たわら結び」がけっこう強いと教えていただいたので、実験してみました。
「たわら結び」の結び方
結び方は動画で見るのが分かりやすいのでチェックしてみてください♪
8の字結びの変形で、8の字結びのヒネリを3回にしただけのノットです。
めちゃくちゃ簡単です。
冬にサワラ/サゴシを狙って釣りにいくときに先糸を付けることがありますが、寒くて指がかじかんでいてもできそうです。
仕上げのコツはこちらのように、必ず4本の糸(つまり本線と端糸をすべて)同時に同じ力で結ぶことのようです。
なるべくギリギリで結んで糸を節約したい気持ちはありますが、端糸をすこ長めにとるのが良い感じです。
ジギングやキャスティングのリーダーだとそこそこの太さがあります。
きれいな形で結ばれるように、ゆっくり締めこむのも大事なようです。
いきなりガッっと力をいれてはノットが崩れてしまいました。
フロロカーボンの8号(30lb・13.6kg)と6号(22lb・10kg)を結束して、ドラグチェッカーで強度実験を行いました。
弱いほうのフロロカーボン6号は単体で10㎏を実測できましたので、10kgを100%とすることにしました。
8号と6号なのですが、結構ラインの太さが違って感じます、太さが違うと結束が弱くなると言われていますが、「たわら結び」はどうでしょうか!?
たわら結びの結束強度はいかに!!
5回試してみました。
回数 | 切れた負荷(Kg) | 結束強度 |
1 | 8.5 | 85% |
2 | 8.75 | 88% |
3 | 8.75 | 88% |
4 | 9 | 90% |
5 | 9 | 90% |
平均 | 8.8 | 88% |
おおっ!?
なんと暫定1位だったクアドラプルサージェンスノットを抜きトップの結果です。
しかもめちゃくちゃ簡単。これはイイですね♪
だんだん結果が良くなっていきますが、このノットのキモは締め込みです。
とにかく4本を同じ力で、ゆっくり、ゆっくりと締めこむことが重要です。
ノットを部分は良く濡らしたうえで、30秒ほどかけて締めこむくらいでもよさそうです。
切れるときはなぜか8号のほうの太いラインが切れます、不思議です。
何故、こうなるのかは、さっぱりわかりませんが。。。ともかく強いノットが発見できました。
太刀魚やサワラ狙いなどで、先糸を結ぶときは是非お試しください♪
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丸岡しょうへい
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