【PRノット編】摩擦系ノットに「PEにシュッ」をかけたら強度はどうなるのか!?

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DSCF1758[1]

おはようございます、しょうへいです。

前回、摩擦系ノットに「PEにシュッ!」をかけたらどうなるのか、をFGノットで実験いたしました。

今回はボビンを使う、「PRノット」を使って実験してみました。

以前、PEラインとショックリーダーのつなぎ方のアンケートをした結果では、PRノットとFGノットの使用率はあわせて90%でした。

PRノットは100%の強度が出せるため、私も大物狙いのときは気合を入れて「PRノット」を使います、どういう結果がでるのか気になるので試してみました!!

PEにシュッをして実験の準備

DSCF1753[1]

今回も条件を用意して比較しました。

条件① PEとリーダーをPRノットで結束してからPEにシュ!を吹く。

条件② あらかじめPEにシュッ!を吹いてつるつるにしたラインでPRノットを組む。

さらに

条件③  なにもせずに純粋にPRノットをしてどの位の長さならすっぽ抜けないのか確かめる。

という実験と平行して行いました。

条件①は、リーダーを結んだ状態で、結び目も一緒にPEにシュッ!をかけちゃったという想定で、
条件②は、PEにシュッ!をしたPEラインを高切れ等なんらかの原因で、結び直した場合に起こる条件です。

PEラインを2号(20lb・9kg)とフロロカーボン8号(30lb)で行いました。

ノットの長さが約1cmの場合、約2cmの場合、約3cmの場合、約4cmの場合と実験しました。
だいたいですが、30回転前後で約1cmになるようです。

コーティングする場合は24時間放置して乾燥させています。切れるまで手で引っ張って測定します。

DSCF1412[1]

何kgで切れたかはドラグチェッカーを用いて計測します。

ドラグチェッカーは名前のとおり、ドラグを計測する道具ですが、ノットの強度を測ることにも使える便利な道具です。

気になる実験結果は!?

それぞれの条件で3回ずつ計測しました、すべて掲載すると長くなってしまうので、結果のみをまとめた表がこちらです。

  切れた負荷(kg)
ノットの長さ 条件① 条件② 条件③
1cm 3kg 3kg 4kg
2cm 5.5kg 6kg 9kg
3cm 9kg 9kg 9kg
4cm 9kg 9kg 9kg

赤文字の数値はすっぽ抜けの数値です。

条件① PEとリーダーをPRノットで結束してからPEにシュ!を吹く。→2cm以下で必ずすっぽ抜ける

条件② あらかじめPEにシュッ!を吹いてつるつるにしたラインでPRノットを組む。→2cm以下で必ずすっぽ抜ける

条件③  なにもせずに純粋にPRノットをしてどの位の長さならすっぽ抜けないのか確かめる。→1cm以下で必ずすっぽ抜ける

という結果になりました。

PRノットの場合も、PEにシュッ!をすることで摩擦が少なくなるので、すっぽ抜けしやすくなるという結果がでました。

どちらにせよ、ノットを長くすれば安定してくるので、少し長めにノットを組めば安心のようです。

DSCF1752[1]

写真はすっぽ抜けの様子です。ぬるっと抜けてしまいます。

どの条件にせよ、PRノットは3cm以上行うのが安全圏のようですね♪

私はぐるぐる回すのが楽しくていつも5cmくらい回していますが(笑)

ノットは長くなりますが、PEにシュッ!はラインの摩擦が軽くることで飛距離UPや沈下速度が早くなることが期待できます。

撥水効果でラインも長持ちしますので、ノットさえ少し多めにすればオススメです♪

櫻井釣漁具 BOUZドラグチェッカー15kg

 

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