おはようございます、しょうへいです。
8回目になりましたアシストフックの検証シリーズ。前回はカン付きフック+セキ糸で作るアシストフックについて検証してみました。
接着剤アリ・接着剤ナシの2パターンで実験を行ってみましたが、滑り止めの下巻きなどはしませんでした。
どちらも十分な強度は得られましたが、すっぽ抜けという結果になってしまいました。今回はすっぽ抜けにならないように補強を試してみたいと思います。
下巻きで補強パターン
まずは、あらかじめフックにセキ糸を巻いて下巻きをしておくことで摩擦を上げようという方法を試してみます。
フックに下巻きをして、下巻きの糸に少し接着剤を垂らします。
その上にアシストラインをのせて軽く抑えてくっつけた後に、セキ糸を1往復させてアシストフックを作りました。
少しチモト部分が大きくなりましたが、丈夫そうです。
最後に接着剤を塗って固めて完成です。
アシストラインを刺して作るパターン
こんどは、アシストラインをフックに刺してから作るパターンを試しました。
以前、チモト部分がタタキのフックで同じような実験をしたときは飛躍的に強度があがりました。
こちらも期待できそうですね。
フックにラインを貫通させたあと、セキ糸を荒く1往復させて、まずはアシストラインを固定します。
さらに密に片道巻き上げたものがこちらです。アシストフックが出来ました。
こちらも接着剤を塗って完成です。
2種類の補強を試したフックを、今回も水の入った一斗缶をぶら下げて、何kgで破壊されるのかを実験しました。
気になる補強の結果は!?
こちらは下巻きをしたほうです。
約30kg以上の力をかけたところでフックが伸びました。
(一斗管だけでは足りなかったので、鉄のオモリもぶら下げました)
すっぽ抜ける前に針が伸びてしまったので、補強は成功ということになりますね。
こちらは貫通させたほうのフックです。同様に約30kg以上の力をかけたところでフックが伸びました。
補強をすることでチモト部分が太くなったり、節ができたりしてしまいますが、強度的にはかなり強いものができる、ということがわかりました。
セキ糸を巻いて作るアシストフックはすっぽ抜け防止に「フックにセキ糸で下地を作って滑り止め」をするか「フックにアシストラインを貫通させて滑り止め」をした方がいいですね〜
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丸岡しょうへい
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接着剤の代わりにエポキシで固めています。