チューブノットはやっぱり衝撃にも強いのか!? 耐衝撃実験やってみた!

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おはようございます、しょうへいです。

ノットに衝撃を加えるとどうなるのか!?という実験を最近しています。

前回のリングの種類によっての違いを実験してみたところ、チューブノットではどうなのか!?というリクエストを複数頂きました。

大物狙いの太いラインを使う釣りではチューブノットがよくつかわれていますよね。

チューブノットも同じような実験をしてみました。

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チューブノットなら擦り切れない!?

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チューブノットと呼ばれる結び方はいろいろあります。

バナナリグやノンスリップチューブノットなどのフリーノットの形になるものもありますし、

以前、会長が発見した「最強チューブノット」のようにフリーノットの形にならないものがあります。

なんと!イモムシノットの135%強度!? 誰でも簡単に結べる「最強のチューブノット」完成!

こちらは柔軟な専用の強化チューブで結ぶことで最強のノットを作ることができるオススメノットなのですが、専用の強化チューブは20号(70lb)とかなり太いラインからの対応になるので、実験してもなかなか切ることが難しく、かつ切れるほどのウエイトを用意するとかなり危険な実験になります、(試しにちょっとやってみましたが全然切れません)。

また、前回と同じライン強度とリングで実験をして比較をして見たいということと、切れたところを観察することに意味があると思いますので、まずは、フリーノットの状態になるバナナリグを30lbのラインでやってみることにしました。

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前回と同じように、あえて角が立っている打ち抜きの研磨されていないリングを使います。

これに3㎏のウエイトを使って衝撃を与えてノットがどうなるか見てみます。

  • リングは打ち抜きで研磨無しのアシストフック用リング
  • バナナリグ(チューブはビニール製)
  • ラインはフロロカーボン8号30lb
  • 3㎏のウエイト
  • 約10㎝幅でジャークして衝撃を与える。
  • 竿は使わない

という実験内容です。

チューブノットは最強…と思いきや!?

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さっそく実験を開始してみたところ、なぜか20回~30回ほどで切れてしまいました。

同じリングで実験をしたとき、シングルのクリンチノットなら13回~16回。

ダブルのイモムシノットなら40回~62回という結果が出ています。

期待したほどではない結果…なのですがこれにはワケがありそうです。

切れているのはリングとチューブの接触面ではありませんでした。

数回実験を繰り返しましたが、切れる場所はからなず結び目です。

リングと接しているチューブはほぼ無傷のまま帰ってきますが、結び目の部分ではチューブがねじ切れていたりノットがズレていたりします。

チューブノットはチューブ自体の強度が大事

つまりチューブノットの強度はチューブそのものの強度や被膜の強さによる、さらにノットがズレる余地がないように組む必要性があるということがわかりました。

ファイトが長引くような魚に対してはリングの角などで傷がつかないという利点は確かにありそうですし、チューブさえ強ければ最強に違いない、ということでもあると思います。

今回の実験ではチューブはビニール製の仕掛けパイプを代用しています、それは切れる様子を観察するために切れる強度のラインで実験をするため、というジレンマもあります。

「チューブノットではチューブ選びが大切!」という収穫が得られました。

そういえば「最強チューブノット」もビニールチューブでは強度が出ないと会長が言っていました。

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ただ、130lbや200lbといった極太のラインでも簡単に結べるのが売りのノットだそうで、私の自宅にある装置では、とても切れそうにありません。

会長に電話してみたら、強化チューブでの衝撃実験はなんとかしてやってみると言っていましたので、もう少しお待ちください♪

 

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