おはようございます、しょうへいです。
先日、釣りに行ったときに船の上で質問をいただきました。
「焼きコブ」は「サルカン結び」で補強できないの!?ということでした。
ちなみにその方はどうしても不安で焼きコブを作っているそうです。
過去の実験では意味がないということになっていますが…!?
いろいろなノットで再実験してみました。
焼きコブは意味があるのか!?26種類のサルカン結びで実験しました!
確かに、焼きコブを作るとストッパーになるのでは!?と思いますよね。
過去に焼きコブを作っても意味がないことをすでに実験しています。
「焼きコブ」はサルカン結びにも有効なのか!? 強度実験してみました!
この時は2つのノットで実験していますが、すべてのノットでこうなのでしょうか!?
質問を頂いた同じ船に乗っていた方は、焼きコブを作っていましたし、他にも聞いてみると3名くらいが焼きコブを作っていました。
ということで、ここにあるノットのリストを上から片っ端から実験しました。
【特集ページ】サルカン結びの結束強度ランキングまとめ2019年最終版
連休で時間があったので半日かけてやりました。なんと26種類、腕が痛いです(笑)
どーんと結果を貼り付けますが、すべてのノットで強度が向上したということはなく、焼きコブがあってもなくても同じ強度でした。
ただし2つのノットだけ※印がついています。
「ノンスリップWループノット」と「深海結び」です。
この2つのノットは負荷をかけた時に、ノットが少しだけズレて動きました。その時に焼きコブをギリギリで作ってあればそこで止まるのですが、結局切れた時の強度は変わらないという結果になりました。
それ以外のノット、特にハーフヒッチで補強が入っているものは全くノットが動かないので焼きコブの意味がありませんでした。
ハーフヒッチが無くとも、切れるときは焼きコブまでノットが移動していません。
大体のノットがサルカンと接している部分か、ラインとラインが噛み合っている部分で切れます。
どうやらノットは滑った時点でダメなようです。
乗合の船に乗っているとたまにあることですが、オマツリしたときに焼きコブを作った端糸にPEが絡んでいることがあります。
おそらく水中でほかのPEラインを拾ってしまうか、絡んだ時に悪化させるのだと思われます。
拾われたPEラインがハーフヒッチの中に食い込んだりすることもあります。
こうなると外すのも面倒でリーダーをカットすることになります。
ルアーへの結束はなるべくコンパクトなほうが、トラブルがなくて快適なのかもしれませんね♪
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丸岡しょうへい
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